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ダイアナ妃を偲んで(0)

Seaview
2008年6月8日

閲覧数:10037回

パリ・アルマ橋の下をくぐるトンネルで事故により命を失ったダイアナ妃。
Seaviewはパリに行くと、偶然にもそのトンネルを
タクシーで通る機会が多く、その度に思いにふけます。

ダイアナ妃は、日本語では皇太子妃とされていましたが、
イギリスでは皇太子を直訳できる単語が存在しません。
皇太子に相当する言葉は「Prince of Wales(ウェールズの王子)」であり、
皇太子妃の場合は「Princess of Wales(ウェールズの王女)」となります。

イギリスは大英帝国の名を持つことでも分かるように、
王室の権威は絶大です。
しかし、王室の歴史は波乱に満ちており、
決して安泰だったわけではありません。
現在のイギリス王室のあり方は
「君臨すれど統治せず」となっており、
象徴的な役割にとどまっています。

ダイアナ妃の夫君だったチャールズ皇太子は、
現在のカミラ夫人との交際がずっと続いていたらしく、
それも離婚の一因とする指摘もありますが、
このことは何もチャールズ皇太子に始まった話ではなく、
イギリス王室では最終的に6人の妃をめとったという
ヘンリー8世の前例もあり、現在でも有名な存在です。
最近でもサウスウエストトレインズが、
車体更新を行った車両のお披露目式に、
「ヘンリー8世と6人のお妃がご乗車」という
イベントを行ったほどでもあります!
もちろん、この7人はすべてそれに扮した人達ではありますが・・・。

英国王室がゴシップネタの対象になることが多いのは、
実はこんな歴史が反映しているからかもしれません。
そんな中で幸せな人生を送れなかった
ダイアナ妃のことが今なお話題に出てくるのは、
それだけイギリス国民に愛された存在であったからに他ならないことでしょう。

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