まにあ道モバイル

ヨーロッパ旅行道場

使われるお札・使われないお札(1)

Seaview
2008年5月5日

閲覧数:23866回

【お断り:現在、トラベラーズチェックの利用は一般的ではなくなりましたので、
このネタは過去の状況を知るための、参考程度でお読みください。】

以前からネタに何度も書いてきていますが、
ヨーロッパは小切手社会かつカード社会なので、
高額紙幣の出番はめったにありません。
ではヨーロッパの人はどんなお札を普段使っているのでしょうか?

イギリスの通貨・ポンドでの現金支払のメインは
£5札(約1050円)と£10札(約2100円)が中心で、
時々£20札(約4200円)が使われる程度です。
イギリスの銀行のATMも支払は£10札と£20札が中心で、
たまに£5札が用意されている程度です。

日本で両替すると£50札が渡されることが多いですが、
留学中に市中での支払時で見かけたことはありません。
ただ一度、日本人の友人から立て替えたお金をもらった際、
£50札だったことがあります。
しかし、店に持っていっても迷惑がられるだけなので、
そのまま銀行に持っていって自分の預金口座に入金しました。

ユーロに関しても似たり寄ったりです。
日本での両替では100ユーロ札(約16400円)が渡されるのが普通ですが、
現地ではまず使うことはありません。
よく使われるのは5ユーロ札(約820円)と20ユーロ札(約3280円)で、
時折10ユーロ札(約1640円)と50ユーロ札(約8200円)が使われる程度です。

実はユーロが導入されて今年でちょうど10年になったのですが、
フランスフランやドイツマルクなどからの切り替え時には、
20ユーロ札と50ユーロ札を重点的に準備していたそうです。
このことからも、ヨーロッパの人がどういったお札を重点的に使うかが
お分かりいただけるかと思います。

Seaviewがトラベラーズチェックを利用した方がいいと主張するのは、
実はこのことが大きな理由なのです。
トラベラーズチェックの方が換金レートが良く、
さらに現地入国後に現金に両替する時も、
現地でよく使われるお札を組み合わせて用意してくれるので、
いざ現地で支払をする時に便利だからなのです。

例えば250ユーロ分のトラベラーズチェックを現地で現金に両替する時、
たいてい50ユーロ札3枚と20札ユーロ5枚といった具合で渡されます。

ですから日本での現金両替はあまりおすすめできません。
面倒でも日本ではユーロ建て・ポンド建て・スイスフラン建ての
トラベラーズチェックを用意しましょう。
そして現地で現金化すれば、高額紙幣で相手を困らせる心配もなくなります。

前のネタ 次のネタ

このネタにコメントを書く!
ログイン

この道場にネタを書く!
投稿


コメント(1)
ブルンディ
2008年7月31日


ネタリンク
イギリス人はクマがお好き!(0)
レジャー・アウトドア

監視カメラだらけのイギリス(0)
レジャー・アウトドア

ビッグベンのチャイム(2)
レジャー・アウトドア


カテゴリ
スポーツ ミュージック
レジャー・アウトドア ホビー・ゲーム
エンターテイメント アニメ・漫画
グルメ ライフ
ファッション コンピュータ
学問・研究 ノンセクション


ネタを検索する

[*]▼ まにあ道TOP [#]▲

ログイン
まにあ道に新規登録(無料)
まにあ道とは
よくある質問
利用規約
プライバシーポリシー
お問い合わせ

maniado all rights reserved. 携帯アクセス解析