格安航空券ブームが起こってから20年近くが経とうとしています。
グループツアーに飽き足りなくなった旅行者が、
自分の興味に合わせて旅を楽しむ傾向がすっかり定着しています。
こういった人達はリピーターとなって、より個性的な訪問をしています。
Seaviewは1989年に初めて海外旅行をしてイギリスを訪ねましたが、
この時からちょっと個性的な目的地を訪ねています。
訪問したのはイギリスを代表するニュータウンである
ミルトンキーンズ(Milton Keynes)で、
当時大学で都市計画を学んでいた自分にとっては、
びっくりするような印象を持った覚えがあります。
1992年には早くもノルウェーで世界遺産を訪ねています。
またフランスにおける自動車工場見学やワイナリーめぐり、
ボスニア・ヘルツェゴヴィナでの戦争関連の史跡めぐりに修道院訪問、
イギリスでの2階建てバスの運転経験にチョコレート工場見学、
ドイツの温泉への入浴にアイスランドの牧場訪問など、
多くの経験を積んできました。
最近は旅行雑誌ではなく、ライフスタイル誌やファッション誌が
ユニークな海外の情報を提供することが多くなり、
旅行業界が予想もしないところでブームが作られています。
中にはタラソテラピーを体験するために、
わざわざフランスのディナールやサンマロを訪ねる人もいます。
Seaviewはブームにならないような場所を訪ねることが多いのですが、
その理由として、現地に友人がいることが挙げられます。
国際会議への出席したときの関係者や留学時の仲間の案内で、
観光地ではない場所も含め、いろんな場所へ連れて行ってもらいました。
決して冒険する必要はありませんが、
もし現地に友人がいるのなら、その人に任せてしまうのも
新しい発見ができて有意義な旅をすることができます。
Seaviewの場合は「ここに行ったことがある!」と言っても
流行りの場所でないため自慢になるどころか、
見向きもされないことが多いですが、
それでもその地域を理解することに心がけると共に、
正確に状況を伝えていきたいと考えています。