起源はヨーロッパ宮廷の舞踏会にあるそうです。
西洋では社交界に必須のものとして発達してきました。
現在のスタンダードに相当するスタイル(モダンダンス)はイギリスで主流になり、20世紀になって、ラテンの種目も加わるようになりました。
近代日本でも欧米に習い、鹿鳴館時代に上流階級の間に社交ダンスが導入されました。
しかし一般人が社交ダンスを楽しむようになるのは、都市にダンスホールが開設される、大正時代末以降のことです。
第二次世界大戦後、進駐軍向けにダンスホールが多数開かれ、
若い男女の出会いの場として社交ダンスを行うダンスパーティーが流行するようになりました。
時代とともに自由な踊りに押されて、
社交ダンスは古臭いと見られる状況になりましたが、
映画「Shall we ダンス?」のヒットや「芸能人社交ダンス部」などメディアの露出が増え、
見直されています。
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