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リクガメの飼育　パネルヒーターについて



リクガメの飼育や冬の保温で使う、爬虫類用のパネルヒーターについてです。

○パネルヒーターを使うメリット
○上手な使い方と選び方
○リクガメにおすすめのヒーター


など、必要な情報が分かります。以下をチェックしてください。





■パネルヒーターの使い方


１、メインでなく補助で使う
ケージ全体の保温には、保温球やセラミックヒーターを使います。必要に応じて、補助的に使うことがポイント。

２、ケージの熱効率アップ
寒さの厳しい地域は、保温球やセラミックヒーターのみでは熱効率が悪くなります。パネルヒーターを床下に敷くことで、熱効率をアップできます。

３、床面積の3分の1に敷く
パネルヒーターは、床全体の面積の約3分の1ほどになるように敷くのが目安。リクガメが体温調整をするための逃げ場を必ず作っておきます。

４、リクガメの体調を整える
リクガメは分厚い甲羅に覆われており、体の内部まであたたまりにくいです。お腹側からも保温することで、コンディションが良くなります。




■パネルヒーターのメリット


○やけどや火災リスクがない
保温器具の中で、安全性はダントツです。保温球やセラミックヒーターのように表面が高温にならないため、やけどや火災事故の心配がほぼありません。

○災害時でも安全に使える
地震などの災害時、保温球やセラミックヒーターは火災を起こす危険性が大きいため使えません。パネルヒーターがあれば、最低限の保温ができます。




■パネルヒーターの種類


ケージの下に敷く・ケージ内で直に使える・上から空気を暖めるなど、さまざまな種類があります。以下、リクガメに特におすすめのパネルヒーターです。

●ピタリ適温プラス （みどり商会） 水槽の下に敷いて、間接的に温度を上げたり熱効率をアップさせるのに使う。もっとも一般的で定番のパネルヒーター。リクガメ以外にも、さまざまな小動物・両生類・爬虫類に使える。 30cm〜90cmケージまで、ケージの大きさごとに1号〜4号までヒーターのサイズがある。 ・温度自動制御型（表面約37〜42℃） ・非防水タイプ ・事故防止の安全機能付 → 【Amazon】 ピタリ適温プラス

●スーパー１　（みどり商会） 完全防水、水陸両用のパネルヒーター。ケージ内にそのまま入れて使うことができるスグレモノ。 防水なので、きりふきの水・飲み水・おしっこ等で濡れても大丈夫なのはもちろん、そのまま丸洗いもできるありがたい製品。リクガメ以外にも、ハコガメやヤマガメなど陸棲傾向が強いカメにもおすすめ。 → 【Amazon】 みどり商会 スーパー1 Mサイズ

●暖突 （みどり商会） 天井につけて、遠赤外線で上からじんわり温めるタイプのパネルヒーター。上から保温できるので、保温球やセラミックヒーター代わりになります。超省エネで、電気代が電球の3分の1で済むスグレモノ。 ・電気代が電球の3分の1 ・火傷の心配なし ・きりふきができる リクガメは、甲羅の中（真上）に大きな肺があり、上から暖めることで体の構造にあった保温ができます。ヘビやトカゲなどが絡みついて火傷する心配もなく、ほぼすべての爬虫類におすすめ。 → 【Amazon】　みどり商会 暖突

以上が、パネルヒーターのおすすめ3種とメリットです。暖突は、我が家のヘルマンが小さい頃に使っていて大変重宝しました。いざという時に備えて、1つ持っておくと便利です。

◆解説者◆ まにあ道 公式タレント まゆみん アメブロ マニアーナ！公式ブログ まゆみんぶろぐ Twitter まゆみん＠maniana_mayumin

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