オスマン帝国の海軍軍人
ピリ・レイスが作成したこの地図は、
クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を「発見」し、
アメリゴ・ヴェスプッチが南アメリカを調査してから間もない時期に
描かれているにもかかわらず、アメリカ大陸を非常に詳細に描いており、
コロンブスやヴェスプッチの原図が失われた現在では、
アメリカ大陸を描いた史上最古の地図といわれてます。
また、この地図には、南アメリカの南から伸びた陸地がさらに東に伸び、
大西洋の南にアフリカ大陸の下に回り込むように地図中に書き込まれている
という不可解な点があります。
この陸地は、地図が描かれた時代よりもかなり後の19世紀に発見された
南極大陸の北岸とも思われることから、
あきらかに「時代錯誤遺物」であると言えます。
ミステリアス度☆☆☆☆