「デッドエンドの思い出」が2019年2月16日(土)に公開されることが決定した。
誰もが一度はその作品を手にしたことのある作家・吉本ばなな。国内はもちろん、翻訳された数多くの小説は海外でも高い人気を誇り、世界中の読者を魅了している。
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インタビューで吉本ばななは、「これまで書いた自分の作品の中で、いちばん好きです。これが書けたので、小説家になってよかったと思いました。」――著者自らがそう語る最高傑作、「デッドエンドの思い出」が待望の映画化となり、2019年2月16日(土)に劇場公開されることが決定した。また、本作は10月4日〜10月13日の期間で開催される釜山国際映画祭での上映が決定している。
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「デッドエンドの思い出」は、よしもとばななの同名小説を原作とする作品。遠距離恋愛中の婚約者を追いかけて韓国から名古屋へやって来たユミは、彼が別の女性と一緒にいるのを目撃してしまう。婚約者の裏切りに絶望し、あてもなく名古屋をさまよう中で、ゲストハウスを兼ねた古民家カフェに行き着いたユミ。オーナーの西山や常連客と交流するうちに、ユミの心は少しずつ癒やされていく。
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チェ・スヨンがユミ役、田中が西山役で出演。2010年にあいち国際女性映画祭のワークショップに招待され、名古屋の円頓寺商店街を舞台にした短編「お箸の行進曲」を手がけたチェ・ヒョンヨンがメガホンを取った。
【ストーリー】30歳を目前にしたごく普通の日々を送っていた韓国人女性・ユミ(チェ・スヨン)。ひとつだけ気にかかっている事があるとすれば、仕事で名古屋へ行ってしまった婚約者テギュとの未来だった。そんなユミはふと思い立ち、テギュに会いに名古屋へと向かう。久々の再会を待ちわびていたユミが、テギュのアパートで見たのは、見知らぬ女性の姿だった。突然知らされたテギュの裏切りに絶望し、あてもなく街をさまようユミ。そんな彼女がたどり着いたのは、エンドポイントという名のゲストハウスを兼ねた古民家カフェだった。エンドポイントのオーナー・西山(田中俊介)は不思議な存在感でユミに寄り添い、カフェに集うちょっぴりおせっかいな常連客たちも傷ついたユミの心をゆっくりと癒していく。そして西山の心の傷に触れた時、ユミの中で確実に何かが変わり始めた……。
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