映画『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』は2017年10月6日に全米公開される.『
フロリダ・プロジェクト DVD 真夏の魔法』は、フロリダ・ディズニー・ワールドのすぐ外側にある安モーテルで、その日暮らしの生活を送っている6歳のムーニー(ブルックリン・キンバリー・プリンス)と無職の母親ヘイリー(ブリア・ヴィネイト)の物語。経済的に厳しい生活を送る親子の姿を、ムーニーの視点からカラフルかつポップに描いている。
主人公少女ムーニーが一夏を過ごすモーテルが舞台となり、ブリア・ヴィナイテがムーニーの母親を演じ、ウィレム・デフォーがモーテルのマネージャーを演じる。
今回リアルサウンド映画部では、本作の監督を務めたショーン・ベイカーにインタビュー。作中で描かれたアメリカが抱える“隠れホームレス”の実態やInstagramでのキャスティングについてなどを聞いてきた。
ーー住宅が持てず、安モーテルで週ごとに賃貸契約を結ぶ“隠れホームレス”の実態に驚きました。アメリカで今起きている、この問題について詳しく教えてください。
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ショーン・ベイカー(以下、ベイカー):“隠れホームレス”は増加の一途を辿っていて、例えばロサンゼルスだとホームレス用のシェルターがほとんどないことが問題になっているんだ。最近もトランプ大統領が住宅の提供などを行う部署への予算をカットしたことが発表されたけど、アメリカ政府は国民に手軽な価格で住宅を提供できなくなったんだよね。トランプ政権下だと退役軍人のための住宅支援は手厚いんだけど、そのほかが全くされていない状態なんだ。“隠れホームレス”はアメリカ全土が抱える深刻な問題だね。
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