フットサルの歴史をひもとくと いろいろな説が聞かれますが
大きく分けてよく言われるのは2つあります
『サロンフットボール』ブラジルで盛んになり 南米を中心に広がった「弾まないボール」でする室内サッカー
『インドアサッカー』イギリスからヨーロッパ・アメリカと広がった「弾むボール」で壁面も利用する室内サッカー
の2つから始まるフットサルの歴史です
いずれにせよ その歴史の起源は室内スポーツなのは確かです
フットサルの歴史で一番古いのは1930年代にウルグアイの
YMCAモンテビデオで考案された5人制屋内サッカーだと言われています
その後は『サロンフットボール』として南米全土に広がります
ボールは今のフットサルより小さく 弾まないボールを使用していました
一方ヨーロッパでは『インドアサッカー』という名前でミニサッカーが広まります
ボールは普通のサッカーボールで 壁面の跳ねかえりも利用して行われていました
この室内ミニサッカーは年々競技人口を増やし 1980年代には11人制に引けをとらない人気となっています。
1994年に「フットサル(FUTSAL)」という名称に統一され急激に「国際化」されました
フットサルの歴史の本当の幕開けです
それまでは世界各地で独自のルールでミニサッカーが行われていましたが
国際試合など行うに当たり1988年FIFA(国際サッカー連盟)が世界のミニサッカーを統一
「5人制サッカー(室内サッカー)の競技規則」として ルールを制定しました
競技人数もマチマチだったのが これ以来「5人」と固定されることとなります
そしてそれ以降 諸々なルール改正を重ね 現在に至るというわけです
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