歯肉や粘膜などは写らないが(黒部分)、骨や歯などは、構造まで良く写る(白部分)。
主に写っているのは次のようなものです。
歯
歯は、断面的に見ることが出来ます。歯の内部の神経が入っている場所や、歯の根の本数(上の奥歯は3本、下の奥歯は2本など)なども確認出来ます。親知らずなどの見ただけでは分からないような場所に潜り込んでいるものも確認することが出来ます。
虫歯
虫歯の進行状況の確認や、肉眼では絶対に発見できないような場所(歯と歯の間、被せ物、詰め物の内部など)の虫歯が写ることがあります。
虫歯診断装置も役に立ちます。
骨
顎の骨の状態を確認することが出来ます。骨の構造や、歯を支えている量、炎症を起こしていないか、などを確認することが出来ます。
歯石
レントゲンで確認できる場合には、歯石が大量に存在していることがほとんどです。ごく少量の場合には、確認できないことがあります。
金属
金属は白く抜けて写ります。歯にはめ込んである物や、被せ物などの場所や、形態を把握することが出来ます。
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