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俳優・阿部寛（５１）主演のＴＢＳ系ドラマ「下町ロケット」が引き続き好調だ。第５話では２０・２％を記録。第６話は１７・８％、第７話は１７・９％と民放他ドラマに比べ、ダブルスコアに近い高視聴率を維持。６日放送の第８話は２０・４％と再度の２０％超えとなり、３月に放送された「相棒season１３」（テレビ朝日系）最終回の２０・３％を上回る、今年の民放連続ドラマ最高視聴率を記録した。

「『半沢直樹 DVD』（２０１３年のヒットドラマ）の時もそうでしたが、いいものを作ろうと、ギリギリまで撮影して毎回、撮って出し状態。時間との闘いだそうです。それでも数字が付いてくるので、現場の士気は高いそうです」とＴＢＳ関係者。

　現場一丸となりハイテンションを維持しているが、阿部に関して絶対に破ってはならない“約束事”があるという。

　制作関係者は「事前に阿部さん側からの申し入れがあり、家族の誕生日には撮影をオフにしています。特に娘さん２人の誕生日は阿部さんにとって大行事で、自分が一日の誕生日スケジュールを立てるほど。オフの約束は子供が生まれた時に奥さんと２人で決めたそうです。愛妻弁当を現場に持ってくることもあり、家族への溺愛具合が伝わってきますよ」と明かす。

　阿部は２００８年に１５歳年下の女性と結婚し、現在２児の父。先月には次女が誕生日を迎えたが当然その日はオフになったという。今年は“お受験”も経験し、クランクイン前には高級マンションに引っ越した。私生活について万全な状態で撮影に臨んだはずだが、パパとしての阿部はちょっと肩身の狭い思いをしているようだ。

「仕事部屋もあるそうですが、子供たちが騒がしいので台本はわざわざ車を出して、路肩に止めて覚えるそうです。近所の人たちもその光景は見慣れたそうです」（同）

　家族の存在が俳優・阿部寛を一回り大きくした！？