「レーザーポインター」の誤使用による事故に係る注意喚起について
通常レーザーポインターは講演会などで指示棒の代わりに用いられているものだが、最近はキーホルダーやペン型などの遊び道具(おもちゃ)として販売され、小中学生の遊び道具として使用されている
強力 レーザーポインターは、会議で遠くの図表を指し示したりするときなどに使用する商品ですが、人体に向けてレーザー光を照射したりすると大変危険なものです。通商産業省は、製品評価技術センターが実施した事故情報処理テストの結果を受けて、消費者に同様の事故の再発を防ぐために情報提供し、注意喚起を行うこととしました。
1.事故の概要
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友人に
レーザーポインター高出力を眼に当てられた被害者(中学生)が、翌日激しい痛みを訴え、病院で治療した。</dd>
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2.調査結果の概要
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レーザー製品は、使用における危険性を評価するためにJISによるクラス分けがあり、放射パワー等からクラス1からクラス4までに分類されている(クラス3にはさらにA,Bの2段階あり)。クラス3以上では、ビーム内の直接観察は危険であるとされている。
事故品の同等品(1銘柄)及び類似品(3銘柄)について調べた結果、その放射パワー等の測定結果から、これらのすべてがJISのクラス分けにおける「クラス3B」に相当することが判明した。この出力は、発射されたすべての
レーザーポインター 激安光が直接眼に当たるような状態は危険とされている。
したがって、今回の事故の原因は、使用者が誤った使用を行ったためであると考えられる。
しかしながら、調査対象商品にはいずれにも使用者に注意を促すための本体表示はなく、取扱説明書にその旨の記載があるものもあったが、英文で説明が書かれているものがあった。</dd>
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3.注意喚起事項
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当該製品のように、その危険性が一般的に知られておらず、かつ注意事項の記載が不十分な場合、使用者の誤使用によって事故が起きる可能性が高い。よって広く消費者に対して注意喚起を行う必要がある。
なお、通商産業省では今年度、当該品の市場流通商品について実態を調査するため試買テストを行う予定である。</dd>
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