適切な日光浴は健康を保つのに必要なことですが、太陽光に含まれる紫外線は人の肌の老化を早めるものでもあります。長年に亘って顔の半分にだけ太陽光を浴び続け、肌の老化が顔の左右で大きく異なる男性の顔写真を見かけたのでネタップします!
この男性は顔の右半分と左半分で肌の状態に大きな差があり、明らかに顔の左側の方がしわや たるみが多く老化が進んでいる様子です。これは皮膚日射病といい、加齢と共に人の肌に現れるものだそうです。
顔の左側にだけ紫外線を浴び続けた理由は、この男性は元トラックドライバーであり、長年運転席で顔の片面だけが太陽光にさらされ続けたためとのこと。男性は生涯のうちで一度も日焼け止めを塗ったことがないそうです。
年を重ねるごとに肌がたるみ、しわが増えていくのは、太陽光に含まれる紫外線A波(UVA)が肌の奥深くまで浸透し、肌のはりを保っているコラーゲンやエラスチンといった物質に影響を及ぼすためです。
見た目の老化だけではなく、皮膚がんの予防という観点からも、若いうちから日焼け止めを塗っておくことが大切で、米国皮膚科学アカデミー(AAD)は最低でもSPF30以上の日焼け止めを使用することを勧めています。
紫外線にはガラスを通り抜けるUVAと、ガラスは通らないが肌の表皮の細胞を損傷し、肌をやけどのように赤くするUVBがありますが、
日焼け止めはこの両方の紫外線に有効です。また、80%の紫外線は雲を通り抜けるので、AADは例え太陽が出ていない曇りの日や冬の間であっても、肌が露出している部分には日焼け止めを塗ることを推奨しています。
日焼け止めって大切なんですね!しみ、しわ、たるみの無い肌になりたいものです!4月〜9月は一年で最も紫外線の強い時期です。日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子を使用したりと、しっかり紫外線対策をして アンチエイジングと皮膚がんの予防を心掛けていくべきですね!